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コーヒーの健康・美容効果

コーヒーは、ただ美味しいだけではないんです!その他にも、実はコーヒーは美と健康を維持するのにも良い効果をもたらす飲みものでもあります。ここでは、コーヒーが私達にもたらしてくれる効果について解説していきます。


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・健康促進効果

≪肥満予防≫
コーヒーに含まれているカフェインは、脂肪の代謝を活発にする働きを持っています。高脂肪のメニューが主流となる私達の食生活には、コーヒーは肥満の予防に効果をもたらしてくれる良い飲み物と言えるでしょう。
>>コーヒーを飲んでダイエット、カフェインによる脂肪燃焼効果

≪二日酔いのケア≫
二日酔いは、アルコールが代謝物「アセトアルデヒド」に変化しても酸化する事ができずに、神経を刺激しつづけて起こります。コーヒーを飲む事は、カフェインによる肝臓や腎臓の動きを活発にして、アセトアルデヒドを炭酸と水に分解する事ができます。それが二日酔いの早い解消につながります。また、利尿作用が分解した老廃物を速やかに排泄してくれる事も、二日酔い解消の手助けとなります。
>> コーヒーを飲むと二日酔いが解消?

≪利尿作用≫
カフェインには利尿作用もあります。余分な水分の排出効果がある所から見ても、水分の取りすぎが原因のひとつとでもある肥満の予防にもなります。

≪消化機能促進≫
コーヒーには、胃液の分泌や、消化器の働きを促進する作用があります。ただし、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などがある場合は、空腹時に濃いコーヒーを多く飲むと、余分な胃液の分泌を促進し、その結果胃壁を痛めてしまう事もあるので注意が必要です。

≪体温調節≫
コーヒーには人の体温をコントロールしてくれる働きもあります。寒い時には体が暖まり、暑い時にはを暑熱障害の予防にもなります。

≪筋肉の働きを助ける≫
コーヒーには新陳代謝を促進する作用があります。この事から、筋肉に必要な栄養素を取り入れて、不要物は排泄する機能が活発になるので、「筋肉疲労回復」に効果があるとされています。

≪心臓の機能を助ける≫
コーヒーには、心拍を高めて血流を促進する事から、心機能を活性化させる働きがあります。 低血圧の人には、目覚めのコーヒーとして飲むと心臓の機能が活発になり活気が生まれます。
逆に高血圧の人には、毛細血管の末端の血管を拡張させて血流をよくして、血圧を下げてくれる働きもあります。

≪コレステロールに効く≫
コーヒーを飲むと、HDLと呼ばれる「高密度リポタンパク」が体内で増加すると言われています。このHDLは余分なコレステロールを排出させる作用があると考えられている事から、「動脈硬化」の予防に効果があると言われています。
LDLは「善玉コレステロール」とも呼ばれます。詳しくは「こちら

≪ガン予防≫
コーヒーは、コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」という物質が、肝臓がんの発症を抑制するという実験結果が報告されています。
より多くのクロロゲン酸を抽出するには、中挽きの豆をゆっくりとドリップすると良いそうです。

 

・美容効果

≪活性酸素の抑制≫
活性酸素が過剰になると細胞を酸化させ、老化や癌の原因物質となるとされている活性酸素。コーヒーには活性酸素を抑制する働きもあると言われています。

≪ ダイエット ≫
コーヒーに含まれるカフェインには、体脂肪を燃焼させる作用があると言われています。
そもそもコーヒーはノンカロリーの飲み物です。ですので、コーヒー、特にブラックコーヒーはダイエットドリンクとして、効果が期待できると考えて良いでしょう。

 

・その他の効果

≪リフレッシュ効果≫
カフェイン、テオフィリン、テオプロモインなどの「メチルキサンチン化合物」には脳の中枢を刺激し、神経系を興奮させる作用があります。それによりコーヒーは、全身の細胞の働きを高め疲労感からリフレッシュさせる効果も期待できます。

≪ストレス解消≫
気持ちがイライラしている時の飲食は、唾液腺が刺激され、また脳下垂体が副交感神経を刺激し、自律神経のバランスを保つ事ができます。コーヒーの苦味と酸味は、その香りと共に精神安定とストレス解消に効果をもたらしてくれます。

このようにコーヒーには様々な健康・美容効果があります。その一方でコーヒーを飲み過ぎると逆にマイナス面も大きくなってしまいます。次の「コーヒー飲み過ぎの注意点」も御覧ください。

 

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